受け継がれていく「伝統人形芝居」

八王子車人形 西川古柳座 五代目家元 西川古柳プロデュース in 飯田

一人遣いや世界に類を見ない三人遣いなど、日本各地には多くの伝統人形芝居があります。各地に受け継がれてきた個性あふれる伝統人形芝居をじっくり味わえるプログラムです。

7月31日(水)〜8月3日(土)

黒田人形浄瑠璃伝承館 / MAP

ワッペン公演


津軽伝統金多豆蔵人形一座

鬼人お松 仇討ちの段
7月31日(水)16:00・8月1日(木)11:00

明治40年頃から続く、一人が二体を遣う手遣い形式の人形座。劇団名にもなっている「金多と豆蔵」の二人が全編津軽弁でお送りする、世相を嘆き笑い飛ばす漫才調の人形芝居です。


西畑人形座朝日若輝一座

岩見重太郎大蛇退治
8月1日(木)16:00・2日(金)11:00

1880年ごろに生まれ、手遣い人形から発展した棒遣い人形です。二代目朝日若輝は首管の持ち方を工夫し、力強い立ち回りが見どころとなりました。三代目朝日若輝に受け継がれた芸を堪能してください。


真正中学校真桑文楽同好会

傾城阿波の鳴門 順礼歌の段
8月2日(金)14:00

真桑文楽(浄瑠璃)は、岐阜県本巣市真桑地区で古くから伝わる郷土芸能です。昭和59年1月、国の重要無形民俗文化財に指定されました。1体の人形を複数人で操り物語が演じられます。


八王子車人形西川古柳座

寿式三番叟/東海道中膝栗毛〜卵塔場のさわり 他
8月3日(土)11:00

三人遣いの人形芝居を少人数で操れるように、ロクロ車に人形遣い一人が腰を掛け、一体の人形を操ります。義太夫・浪曲・落語・講談といった様々な邦楽や洋楽との共演など、新たなアプローチの人形芝居もお見逃しなく。


竜峡中学校今田人形座

伽羅先代萩 ─政岡忠義の段─
8月3日(土)14:00

今田人形が始まったのは、江戸時代中頃の1704年(宝永元年)のことです。起源の実年代が明らかな伊那谷の人形座としては、今田人形が最も古いと言われています。そんな郷土の伝統芸能を竜峡中学校の生徒が一生懸命演じます。

 

地区公演で楽しめる伝統人形芝居

ワッペン公演


伊豆木人形クラブ

傾城阿波の鳴門 順礼歌の段
7月31日(水)19:00 旧小笠原家書院 / MAP


人形芝居えびす座

寿式三番叟/えびすかき「えびす舞」
8月3日(土)10:00 丸山公民館 / MAP


高陵中学校黒田人形部

生写朝顔日記 大井川の段
8月4日(日)10:00 黒田人形浄瑠璃伝承館 / MAP


黒田人形保存会

生写朝顔日記 宿屋の段
8月4日(日)10:00 黒田人形浄瑠璃伝承館 / MAP


江戸糸あやつり人形

かっぽれ/酔いどれ/黒髪/獅子舞
8月4日(日)10:30 駄科区民センター / MAP


今田人形座

傾城阿波の鳴門 順礼歌の段
8月4日(日)13:00 今田人形の館 / MAP

参加証ワッペンが必要です

この記事で紹介している伝統人形芝居はすべて参加証ワッペン(700円)のみで観劇できます。