黒田人形保存会

黒田人形は、元禄年間から三百年余り続いているといわれる伝統人形芝居です。人形遣い・太夫・三味線が三位一体となって演じます。淡路の昔の技を伝承されていて国選択無形民俗文化財に、天保11年に再建された「下黒田の舞台」は、日本一といわれ国指定重要有形民俗文化財に指定されています。人形劇フェスタは、黒田人形浄瑠璃伝承館で上演します。

上演外題 観音霊験記 壺坂寺の段
明治16年に初演された作品。夫婦愛と観音霊験を織り交ぜ観客の涙を誘いますが、終わりには…。目の不自由な沢市と、回復を願うけなげな妻お里が互いに思いやるが故に生まれた悲劇と救いの物語である。お里が帰った後これが別れとお里にわびる沢市。気も狂わんばかり沢市を探し廻って沢市の死を知ったお里の嘆きが見どころです。

対象:高学年〜大人
技法:人形芝居

  • 8/6(日)10:00 黒田人形浄瑠璃伝承館