竜峡中学校今田人形座

仙台藩伊達家の家督相続争いを扱った江戸浄瑠璃の1つです。
「伊達家の跡取り・幼君鶴喜代を亡き者にしようと、八汐と栄御前が企てを謀る。鶴喜代の乳人・政岡は、鶴喜代を一室に隠し守っている。そこへ、栄御前が毒の入ったお菓子を鶴喜代に食べさせようとやって来る。政岡の子である千松は、八汐の差し出したお菓子を毒見のために先に食べて苦しみだす。毒殺の陰謀が露見することを恐れた八汐は、千松を行儀が悪いと刺し殺す。政岡は千松の亡骸を抱えて嘆く。八汐は陰謀を知った政岡を亡き者にしようとするが、返り討ちにあう。」
竜峡中学校今田人形座は、郷土に300年余り受け継がれてきた今田人形を継承していこうと、1978年から人形浄瑠璃を練習し、上演し続けています。今年度も約30名の生徒が総合的な学習の時間に、人形遣いや太夫を学んできました。これからも地域の方々にご指導いただき、郷土の伝統芸能を引き継いでいきたいと思っています。人形に魂が宿るように、みんなで心を合わせて、一生懸命演じます。

対象:高学年〜大人
技法:三人遣い

  • 8/5(土)14:00 黒田人形浄瑠璃伝承館