台北木偶劇団(台湾)×江戸糸あやつり人形 結城座

布袋劇 劈山救母
結城孫三郎は江戸糸あやつり人形の人形遣い。名のある人形遣いだが、ある日『八百屋お七』公演の帰り道、年老いた自分がいなくなったら誰が人形に命を吹きこめるだろう?と将来を悲観し、人形を燃やそうとする。そこへ台湾布袋劇の若い人形遣いが登場。孫三郎を元気づけようと、自分の十八番『劈山救母』を披露する。それは主人公の少年沈香が、華山という岩山に16年も閉じ込められている母を救うために仙術の修行に励み、師匠から神通力を授けられて神様や孫悟空と戦いながら最後に岩山を割り母と再会するという痛快アクション劇。思わず劇に引き込まれる孫三郎、立回りの場面では自分の江戸糸あやつり人形たちを少年の加勢に向かわせる。劇が終わる頃にはすっかり元気を取り戻し、これからもお客さんに人形劇を見せていくと心に決める。最後に布袋劇の獅子と江戸糸あやつりの獅子が縁起良く舞い合い、共に未来への伝承を約束する。

http://www.taipei-puppet.com/ (台北木偶劇団)

https://youkiza.jp/ (江戸糸あやつり人形 結城座)

対象:小学生〜大人
技法:布袋劇、糸あやつり

  • 8/3(木)15:30 飯田人形劇場
  • 8/4(金)18:00 平谷村合同庁舎交流ホール