2021年に逝去した鍾任壁氏が率いていた、台湾を代表する布袋戯劇団です。人形師の家系6代200年の歴史を誇る新興閣掌中劇団は現在、鍾任壁氏の息子である鍾任樑氏が団長を務めています。
西遊記-火雲洞
唐の和尚、三蔵法師が弟子の孫悟空、猪八戒、沙悟浄を引き連れて天竺国へ経典を求めに行きました。途中、火雲洞という所へ着くと、紅孩児という妖怪が現れ、高僧の三蔵法師の肉を食べると武芸の力が数千倍にも増すのを知って、三蔵法師を捕らえて洞穴に帰りその肉を食べようとします。孫悟空は三蔵法師を救うために紅孩児と戦いますが、紅孩児があまりに強いので孫悟空は敵いません。しかたなく観世音に助けを求めると、天から降りて来て五つの輪を投げて紅孩児の手足にはめました。すると紅孩児は赤ん坊になり、観世音は赤ん坊を抱いて天上へ帰っていきました。三蔵法師は無事にこの難関を乗り越えて、また天竺国への旅を続けました｡
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対象：家族
技法：布袋戯
- 8/4(金)15:00 飯田文化会館２F
- 8/5(土)10:00 鼎小学校第一体育館
