飯田女子高等学校人形劇クラブでは、黒田人形保存会の先生方に指導していただきながら黒田人形を練習してきました。今回上演する演目は「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」です。この演目は2019年に台湾で開催された、雲林国際・偶戯節、そして昨年の人形劇フェスタで上演した演目です。
【あらすじ】
ある日、徳島藩の主君の刀が盗まれてしまいます。その刀を取り戻すために命をうけた十郎兵衛とお弓は名前を変えて大阪で盗賊に身を置きます。順礼歌の段ではお弓のもとに順礼をしている女の子が来ます。お弓はその女の子が徳島に置いてきた娘おつるだと話しているうちに気がつきます。ですがおつるを自分のところへ置くのは危ないと判断し、自分の事を名乗らずに徳島に帰るように伝えます。しかしおつるが帰った後に考え直しおつるの後を追いかけます。
対象:大人(中学生〜)
技法:人形浄瑠璃
- 8/4(木)11:00 黒田人形浄瑠璃伝承館