310年を超える歴史を有する伝統芸能人形浄瑠璃で国の選択無形民俗文化財、飯田市の無形文化財の指定を受けています。
〔戎舞〕
えびす様が釣り竿をかついで庄屋さんの家にやってきました。豊漁、豊作、世界平和やお家繁盛を祈りながら御神酒を飲み、幸福をその地に運んできます。酔ったえびす様は船に乗り沖に出て大きな鯛を釣りめでたしめでたし。
〔伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段〕
吉三郎は紛失した刀を探しています。それも今夜中に届けないと吉三郎は切腹に処せられます。吉三郎と恋仲の八百屋お七は、武兵衛が刀を持っていることを知り、吉三郎に知らせようとしますが、江戸のお触れで町の木戸は閉ざされています。夜は刻々と更けていきます。意を決したお七は、火刑を覚悟の上、雪の舞い散るなか、火の見櫓に登り禁制の半鐘を打ち鳴らします。
対象:低学年〜大人
技法:三人遣い
- 8/6(土)11:00 黒田人形浄瑠璃伝承館
- 8/7(日)13:00 今田人形の館